インダストリアル・パーク
アメリカの大都市のインダストリアル・パーク郊外に立地している計画的に開発された環境の良い工業団地をインダストリアル・パークとよんでいる。
一九五〇年頃から開発が盛んになったが、これを可能にしたのは、都市間高速道路の完成とこれに直結する地方の幹線道路整備である。
アメリカのインダストリアル・パークは、いずれも、総合計画にもとついて敷地割を行い、道路、鉄道(引込線)その他工場の集団が必要とする各種の施設を備え、また景観計画を含む、土地利用の協定によって自主規制を行っている。
これは、従来の無計画な工業地域が劣悪な環境を生み出した弊を改め、近傍の住居地域との調和を図り、同時に、開発者と立地する企業にとって投資の安全を保護する目的をもっている。
石塚孝一氏によると、工場の種類は内陸型の軽工業、中規模工場が主で、企業の研究施設なども進出している。
この意味で、"産業公園"とよぶこともある。
なお、地域振興整備公団によって整備された中核工業団地は、わが国におけるインダストリアル・パークともいうべきものである。